中学生のレッスン 体験談(2)
高校入試の面接、他
(中学生 カウンセリング&トレーニング 体験談①-1)
先に光が見えるのがわかります。
Yさん(兵庫県在住 中学生1年 女子)のお母様
娘が突然吃り出したのは2才半の時です。今でもその時の光景は目に焼き付いています。
どうしてこんなことになったのか、その答えが欲しくて直ぐに本屋に走りました。「子供の吃音」について育児書を読みあさり、アドバイス通り関わっても月日は流れるばかり。
幼稚園に入り、そして小学校に入っても、治るどころか時にはひどすぎて何を話しているのか解らない醜い状態に陥ったりすることもありました。
幼稚園や小学校では数々の嫌がらせやいじめを受けました。教室に一人ぽつんと小さくなっている姿を見ると、娘と二人で誰もいない所に消えてしまいたいと思ったりすることもありました。
小児専門の精神科でカウンセリングを何度も受けましたが、結局は様子をみましょうというだけでした。吃音は放っておいても治らないことはこの何年かで充分承知しています。
「さわやかカウンセリング」のHPを見たのは何とか小学校を卒業し中学生になった今年の春休みです。今まで色々な所に頼っては失望しあきらめていた時だったので、「やっとここにたどり着いた・・・」というかすかな希望が生まれました。「江田先生なら同じ吃音体験者として娘の気持を真正面から聞いてくださるのでは・・・」と。
娘がどもり始めてから今までのことを江田先生にメールしたところ、快くレッスンを引き受けて下さいました。2週間に1回のレッスンを始めて半年が経ちました。娘の場合、学校での本読みや発表は特につまりませんが、日常会話になると早口すぎて呼吸が上手くいかず吃ってしまいます。 レッスンの話を娘から詳しく聞いたことはありませんが、毎回楽しみにしている様子がうかがわれます。それだけに母親である私は、娘と同様に誰にも心の内を明かすことができなかった時に比べ、考えられないほど気持が楽になりました。江田先生には感謝の気持で一杯です。
約10年、真っ暗なトンネルの中を手さぐりで歩いてきた様な毎日でしたが、今ではその先に光が見えるのがわかります。多少の時間がかかっても、ゆっくりあせらず娘と共に歩いていきたいと思っています。
※ 中学生 カウンセリング&トレーニング ひ と こ と :
お母様からの初めてのメールは、自分の育て方の手落ちで娘が吃音になってしまったという、自分を責め懺悔する重苦しいものでした。
その中学生の娘さんがレッスンを受けて半年が経ちますが、娘さんの吃音の改善以上に、お母様の心がとても明るくなってきたことは大きな変化です。「以前とは考えられない位、気持が楽になってきた」ことをお母様とのお話で感じます。
(中学生 カウンセリング&トレーニング 体験談①)
このままいけばしっかりコントロールできると思います。
Oさん(鹿児島県在住 中学生2年 14歳 女子)
私がカウンセリングを始めたのは、今年の2月からです。それまでの私にとって吃音は大きなコンプレックスでした。「変に思われるんじゃないか。」そればかりが気になって、発表もできませんでした。
しかし、カウンセリングを始めてから、声がすんなりと出やすくなったのです。呼吸法や、出だしの言い方など、それらを改善することで随分楽になったのです。今では授業でもよく発表できるようになり、また授業で指されてもリラックスして喋れるようになりました。
このままいけばしっかりコントロールできると思います。これからも頑張って続けようと思います。
※ 中学生 カウンセリング&トレーニング ひ と こ と :
Oさんは読書好きの中学生2年。大人用のテキストをスイスイ読みこなす文章感覚は大人顔負けです。いろいろな場面でコントロールして話してください。
(中学生 カウンセリング&トレーニング 体験談②)
あの思いつめていた時のことを考えると、信じられないほどの変化です。
Wくん(愛知県在住 中学1年 男子)のお母様
中学生1年の息子の母です。息子は6年生の時、突然、吃音が出はじめました。初めは「すぐに治るだろう」と特に心配していなかったのですが、実際は治る気配など無く、中学校に入学してからは、環境が変わったこともあってか吃音が更に悪化し、2学期の半ば頃には、普通に会話をしていて、何か物事を一つ説明するだけでも、ものすごく苦労するようになりました。聞いているこちらがいたたまれなくなってしまうほどでした。
見かねて、主人が「落ち着いてあせらずゆっくり話すように」と注意をしたりするのですが、そのように指摘される事が息子にはとてもストレスだったようです。そのたびにいら立っていました。息子に聞くと、急いで話をしている訳ではないけれど、次の言葉が出て来ないとのこと。
思ったことを自由に話せないのは、どれほど苦しいのだろう・・・。また学校では、友達関係などに影響はないのだろうか、からかわれたりして嫌な思いをしていないだろうか・・・。授業に支障はないのだろうか・・・。
何とかしてやりたい。何とかしてやらなければ。そう思い、PCを開いて吃音についての様々なHPを見ました。どうも信用出来ないという印象のHPも多くある中、江田先生のHPを拝見して、ここは信用できる、と思いました。
まずは、先生ご自身が吃音であったということ、先生の吃音についての考え方に納得出来たこと、料金が良心的であること、そして更に、体験談を読んでそう思いました。
体験レッスンを申し込む前に、息子の気持ちを確認しました。中学生ともなると、ある程度プライドもあるので、「他人と違うことをしなければならない自分」というような否定的な捉え方はしないだろうか、と不安もありました。
しかし、息子に尋ねてみると、「話しやすくなるなら、やってみたい」とのこと。さっそく体験レッスンを申し込みました。
週1回のレッスンを受け始めて2カ月。たった2ヶ月ですが、確実に良くなっているのが分かります。息子本人も「最近はしゃべりやすい」と言っています。
先生は、野球をやっている息子に「たとえると、今は素振りのフォームが良くないフォームになっているので正しいフォームが身につくように、その感覚を覚えよう」と分かりやすく説明して下さいました。おかげで息子も、スッと理解出来たようでした。
しゃべり易くなったからか、最近の息子は、以前より穏やかになったような気がします。昨年末の、あの思いつめていた時のことを考えると、わずか2ヶ月で信じられないほどの変化です。江田先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ、しゃべり方や呼吸の癖みたいなものはあるし、環境に変化などがあった場合はまた戻ったりすることもあるかもしれませんが、レッスンを続けながら、しっかりとした正しい話し方の感覚を身につけて欲しいと思っています。
※ 中学生 カウンセリング&トレーニング ひ と こ と :
W君は小学生の時から野球をやっているので、正しいフォーム作りがいかに大切かを身をもってわかっているようです。コーチの説明をただ受けるだけでは身につかず、それをコツコツ繰り返し自分のフォームにして体に浸透させていく姿勢が大切です。
安定した話し方のフォーム作りが具体的にわかってくると、精神的にも話し方にも余裕が生まれるものです。
(中学生 吃音レッスン 体験談③)
目上の人と話す時や電話の時でも、ほとんどどもらなくなりました。
Kくん(鹿児島県在住 中学生3年 男子)
僕は、吃音を「治す」のではなく「話し方をコントロールする」ということに興味を引かれ,中2の夏休みぐらいからこのカウンセリングを始めました。
最初は正直半信半疑でしたが、日々話の感覚を意識しながら過ごすことで前よりは断然良くなりました。特に目上の人と話す時や電話の時でも、ほとんどどもらなくなりました。この調子でいけば、高校入試の面接への緊張もかなり和らげることができそうです。
これからもカウンセリングを続けながら、うまく吃音とつきあっていきたいと思います。
※ ひ と こ と :
14歳の少年が、「吃音を『治す』のではなく『話し方をコントロールする』ということに着目した洞察力には驚きです。治そうとするといつでも失敗意識がついてくるものです。けれど、良い話し方習慣を育てていのだと捉えていくと、今を肯定して更に良い調節感覚を身につけていく健全な姿勢になります。
(中学生 吃音 改善 体験談④)
積極的な子に変化していくのが目に見えてわかります。
Mくん(大分県在住 中学生2年 男子)のお母様
日頃のレッスンありがとうございます。息子の吃音が出るようになったのは幼稚園年長のときでした。その後、小2の時、何れも深刻なまでには至らず放っておいたのです。
それから暫くなく、小6の時に本人から自分の吃音について相談されました。とても辛い思いをしたのだろうなと思います。早めに何かをしてあげてればよかったのだろうと反省もしました。
吃音を治すためにどうすればよいのか?病院なのか?考えてネットで調べました。偶然見つけたこのサイトに息子は救われたと思います。親子共々、不安でした。でも「頼るのは此処しかない」と直感的に感じ電話をしました。
元々引っ込み思案な性格でしたので、吃音により益々消極的になる事を恐れましたが、このレッスンを受け、言葉の出し方を身に付けていくと同時に、積極的な子に変化していくのが目に見えて分かりました。
毎月のレッスン日も私が忘れそうになってると「明日レッスンだよね?」ときちんと意識して毎回取り組んでいます。先生に出会えた事を心から感謝しています。
Mくんの手記です。
僕は、小6の時ぐらいから急に言葉がつっかかるようになりました。授業の時や友達と話す時「なんだ?この変な感覚・・・?」と思うようになり、そして、国語の音読の時みんなの前で、とうとう言葉がつまってしまいました。
それで、みんなから笑われて「何で俺だけこんなふうになるんだ!」と思いました。
そして、この“どもり”が一年間続き卒業式をむかえました。「この卒業式で保護者や先生、生徒の前でどもったらどうしよう」とむちゃくちゃ不安でした。それで家族に相談すると このホームページを見つけてきてくれました。そして思い切ってカウンセリングを受けてみました。
初めは不安いっぱいで電話をしてみました。そしたら先生がやさしく電話に出てくれて、とても安心しました。初めは言葉の出し方や簡単な文章を読むことからスタートしました。それを二回ほどやって、卒業式に臨みました。すると言葉がスラーっと体から出ていきました。あの時、感じた気持ちは、今でも忘れていません。「二回のレッスンで、これなら・・」と思い、今でも、もちろん続けています。
僕は、あの卒業式をきっかけにしゃべる事が好きになりました。
今では、学級委員長をしてクラスをバンバン引っ張っています。三学期からは生徒会長になる事も考えています。僕の自信をここまで引き出してくれたのは江田先生のおかげです。ありがとうございました。
どうぞ、このホームページを見ているあなたも是非レッスンを受けてみて下さい。このレッスンを受けて、損はないと思います。
※ 中学生レッスン ひ と こ と :
私が中学生の時、真新しい教科書を手にすると、新しい先生は生徒に本を読ませるのか、それともあてないで授業を進めてくれるのか・・・など心配してもどうしようもないことをあれこれ考えていたものです。
そのような吃音の記憶が鮮明に心に残っていますので、Mくんが話すことが好きになり、自信をもって新学期を迎えて学校生活を送っていることを伺い嬉しい限りです。全校生徒の前でのスピーチなど、良い体験をしてください。
(中学生 吃音改善 体験談⑤)
高校入試の面接の時、上手く話すことができ、合格することができました。
Nくん(埼玉県在住 中学3年 男子)
僕がいつからどもり始めたかわかりませんが、吃音を意識し始めたのは小学校の高学年ぐらいからだと思います。普通に友達と話しているときはどもらないのですが、音読などみんなの前で話すときは始めの言葉がうまく出なかったりして、うまく話すことができませんでした。
そして、このことを周りから言われることもあり、どんどん自分の吃音を意識するようになり、言えないことが多くなっていきました。
中学校に入ってからは、少しずつ吃音が軽くなったように感じ、どもることが少なくなり、意識することも少なくなりましたが、緊張しているときは自分でも何をしゃべっているのかわからないということがありました。
そして中学生3年になり、受験したい高校で面接があるのを知り、吃音をどうにかしたいという思いで初めて親に相談したところ、インターネットでここを探して紹介してくれました。
ここでやり始めたら少しずつ話すのが楽になり、自信がついていきて、高校入試の面接の時は、少し言いにくいこともありましたが、うまく話すことができ、合格することができました。本当にやっていてよかったと思いました。
※ 中学生レッスン ひ と こ と :
合格おめでとうございます。
もう随分前の話になりますが、私は高校受験の時、受験項目に「面接あり」と書かれてあるとその高校の受験はあきらめました。名前、受験番号などが絶対言えないことがわかっていたからです。
新しい高校生活で、話すことのいろいろな経験を持って更に自信を深めてください。
※下のフッターから更に多くの体験談を年齢別にお読みいただけます。